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ニュースリリース

2021年トレンド料理ワード大賞は「マリトッツォ」、インスタ投稿は下半期で2.5倍 アレンジ版「〇〇トッツォ」も誕生、店頭から家庭にも広がり全国的なブームへ

2021年12月01日 フーディストサービス リリース

アイランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:粟飯原 理咲)が運営する、約3万人のフーディスト(料理系インフルエンサー/クリエイター)が参加する、日本最大級の料理インフルエンサーネットワーク「フーディストサービス」は、この度2021年にブログやInstagram、TwitterなどのSNSで話題になった料理関連のワードを基にユーザーアンケートを実施し、「2021年トレンド料理ワード大賞」を発表いたしました。また、フーディストサービスが注目する2022年料理関連トピックスも合わせてご紹介します。

<選定方法について>
本発表は、フーディストサービスが運営する「レシピブログ(ブログ)」、「フーディーテーブル(Instagram)」、「スグレピ(Twitter)」の各編集部が、2021年の検索数や投稿数などを基に今年注目された料理関連ワードを選出。各サービスに参加するユーザーを対象に2021年の料理トレンドを振り返るアンケートを実施し、その上位の結果から決定したものです。

<総括 フーディストサービスリーダー 久永千恵>
1年半に及ぶコロナ禍の生活で巣ごもり消費やおうち時間の楽しみ方が成熟した2021年。やや自粛疲れが見えてきた今年、料理・食で注目されたのは一体どのようなものでしょうか。今回の結果から見えてきた傾向は「マンネリからの脱却」と「アレンジを楽しむ遊び心」です。

上半期に続く大賞となった「マリトッツオ」はパンにクリームを挟んだ正統派に次いで、タマゴサラダを挟んだ「タマゴッツォ」やおにぎりをアレンジした「おにトッツォ」など進化系が続々と登場。その汎用性の高さからコンビニやスーパーが相次いで商品を販売し、Instagram上でも投稿が20万件を超え今年を象徴する一大トレンドとなりました。

また「低温調理器」や「おうちで専門店の味」「市販品アレンジ」からは自身の味に飽きた人が新しい味を求めて工夫を凝らす様子が見られます。調理機に材料を入れ放っておくだけでお店のような料理に仕上げたり、市販品の素を使うことでいつもとは違う味を楽しんだり、食卓を豊かにするための欲求が感じられます。

そして「オートミール」や「脂質制限」といった健康を意識したワードにも注目です。特に「オートミール」は水と混ぜてレンチンする新しい食べ方をする人が増え市場が急拡大しました。お米のような食感を「米化」と呼びおにぎりなどにアレンジして主食にすることでダイエットレシピとしても人気が爆発。店頭でもあらゆるメーカーのシリアル商品が並ぶようになりました。

大賞:マリトッツォ/〇〇トッツォ

2021年上半期に話題化し、人気が爆発したイタリア生まれのスイーツ。2021年下半期は、丸いパンにクリームをたっぷり挟んだ正統派の人気に加え、「#タマゴッツォ」「#おにトッツォ」など日本らしい遊び心のあるアレンジも生まれ、さらに盛り上がりました。2021年6月時点ではInstagramの「#マリトッツォ」の投稿数は8万件でしたが、11月30日現在20万件以上にのぼります。 
Instagram:#マリトッツォ
 
 
 
 

<ユーザーコメント>
・「マリトッツォ」は、進化系もいろいろ出たし、どこでも見かけたし、買いました。
・マリトッツォは、自分でも手軽に作れて 見た目もインパクトあって美味しかったから。
・マリトッツォの見た目が可愛くて、インスタ映えするので、自分でも作ってみました。 簡単でおいしいスイーツなので、気軽に作れるのも魅力なのが選んだ理由です。
 
 
 
   (参考:#タマゴッツォ)
 
 
2位:オートミール

イネ科のオーツ麦(えん麦)を蒸してローラーでフレーク状にした食品。小麦のように精製せず、栄養豊富な外皮を残したまま加工するのでビタミンやミネラル、食物繊維が豊富でダイエット食材としても注目が集まっています。牛乳で煮込んでおかゆ状にする定番調理の他におにぎりやお好み焼き、ピザなど様々なアレンジがレシピブログでも3,000件以上投稿されていいます。
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・オートミールのアレンジメニューを見ない日はないのでは?と思うくらいあちこちで食べられているから
・以前はヘルシー思考な人向けなイメージがありマイナーな食べ物だったオートミールですが、このコロナ禍において一気に認知度が上がって、あまり食に関心のなかった層にも広く受け入れられたように思えたので。
・オートミールはそのまま食べたりアレンジできたり、色々なところで見かけるようになったので自分でも取り入れている
 
 
3位:志麻さん

予約が取れない伝説の家政婦としてテレビや雑誌でも大人気。元フレンチ料理人の経験と技術をいかしながら、3時間で15品程度のおかずを作る豊かな発想力は幅広い世代を魅了しています。2021年は第13回ベストマザー賞・特別部門を受賞され、その生き方も熱い支持を得ています。
 
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・志麻さんのレシピは発想が多種多様で飽きません。何よりつくりやすいのでよく見ています。
・食べたい料理を、作り手のスキルを問わず、身近に感じさせてくれるお人柄で発信されている
・レシピはもちろん、生き方を目指す人も多くなったような気がするから
 
 
4位:低温調理器

低温で時間をかけて加熱することができる調理器。放っておくだけでローストビーフやステーキ、サラダチキンなどが本格的においしく作れると話題になり、近年、BONIQ、ANOVA、貝印など様々なメーカーから製品が発売されています。2021年上半期トレンド料理ワード大賞では2位にランクインしレシピブログでの検索数も引き続き上昇し、昨対比4.2倍となりました。
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・チャーシュー、鶏ハムなどを作った時に肉質の柔らかさに驚きました、以来重宝し活用しています
・おうち時間が増えた今、待ってるだけで手軽にお店のような柔らかなお肉などができたり、家庭の食卓がすごくランクアップしてうれしい
・調味料と具材を入れるだけで技術いらず。コロナ禍で外食も飲みにも行けなかったけれど、お家バル気分で楽しめ気分転換出来ました
 
 
5位:折りたたみキンパ/四角キンパ

韓国のカジュアルフード「キンパ」の裏技的な作り方。2021年上半期に話題化し、テレビなどでの紹介が増えるにつれて「海苔をパタパタたたんでいくだけ」という作り方や具を自由に組み合わせる楽しさが共感を呼び、下半期はさらに人気を伸ばしました。Instagram上での「#折りたたみキンパ」の投稿数は656件(上半期)→1,600件以上(2021年11月30日現在)、「#四角キンパ」は392件(上半期)→1000件以上(2021年11月30日現在)にまで増えています。
Instagram:#折りたたみキンパ
Instagram:#四角キンパ
 
<ユーザーコメント>
・簡単で持ち運びもしやすく、お弁当にも最適
・何度もテレビで見たり、You Tubeで作り方動画を配信している人を多数見かけた
・特別な材料や調味料を揃えなくても簡単にできるから。
 
 
6位:おうちで専門店の味

緊急事態宣言下で夕食難民になった人も多く、家でも簡単に専門店の味を味わいたいという需要から、「身近な食材で作れるがお店レベルに仕上がる」レシピアイデアがTwitterをはじめとしたSNSでも支持を集めました。
 
 
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・コロナ渦ということもあり、おうちで楽しむことが増えたと思う
・どこにも出掛けられなかったので、おうちご飯を充実させるため、専門店のレシピなとを参考に作った人がまわりに多かったので
 
 
7位:〇〇しないレシピ

「計量しない、火を使わない、包丁を使わない、余らせない」等、調理のひと手間を手軽にするレシピアイデアが、TwitterをはじめとしたSNSでも人気となりました。
 
 
 
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・簡単に作れる料理を求める&喜ぶ声が、実際でも、ネットなどでもたくさんあったなぁと思うから
・数年前からレンチンだけで調理できるレシピ本を多く見かけるようになり、実際に購入した事があるため
・手軽に美味しく出来るから。時短であり尚且機能的で良いと思う
 
 
8位:脂質制限

脂質制限は、健康志向の高まりで糖質制限と共に近年注目されており、各自の体質にあう方法を選択するのが効果的と言われています。在宅時間の増加による運動不足やストレスで“コロナ太り”に悩む人が増えていたことも影響していそうです。2021年上半期トレンド料理ワード大賞では6位にランクインし、レシピブログでの検索数も昨対比2倍となりました。
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・ダイエット系でオートミールと、脂質制限は良く聞いた
・カフェやレストランなどの外食産業で、糖質制限と並んで多くのメニューが設置されるようになったのを見かけたから
 
 
9位:姜葱醤(ジャンツォンジャン)

業務スーパーで人気の生姜とねぎ油が香る万能調味料。餃子や鶏肉などのつけダレや、炒め物、パスタの味付けなど和洋中どんな料理にも合わせやすいと料理好きの間で話題に。テレビや雑誌でも紹介されレシピブログの検索数は9,500回にもなり、様々なアレンジレシピがSNS上でも紹介されています。
 
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・業務スーパーでも人気で売っていない時があるから
・SNSで知った姜葱醤を買いに走り、手作したり、料理教室やブログでもレシピが人気で使いやすかった
 
 
10位:市販品アレンジ

自炊疲れもあり手軽に食べたいが、市販品をそのまま食べるだけでは味気ないという背景から、ひと手間加えたりアレンジすることで飽きずに美味しく食べるレシピアイデアや、ちょっとした一工夫で違う味わいに変えるレシピが人気を集めました。
 
 
 
 
 
 
<ユーザーコメント>
・自粛期間やテレビの影響もあって「袋麺」や「カップ麺」のアレンジがSNSで多くみられた
・色々な調味料や市販品の素などでアレンジできるので自分でも使っていた
・市販品アレンジと○○しないレシピは忙しいときや手抜きしたいときに活用しています

<フーディストサービスが注目する2022年料理関連トピックス>
1)代替食材の台頭!サステナブルな食卓
2)ますます人気!おうちで韓国グルメ
3)多種多様!広がりを見せる冷凍フード
4)進化をとげる!ほったらかし調理家電

長期に及んだ緊急事態宣言が解除され、少しずつ人々は動き始めました。新型コロナ第六波に備えながらも脱・巣ごもりの兆しが随所に見受けられます。来年はおうち時間で得た充足感や価値観を継続しつつ、今までとは異なる新たな体験に注目が集まりそうです。

1)代替食材の台頭!サステナブルな食卓
スーパーやファーストフード店など国内でもよく見かけるようになった大豆ミート(植物性代替肉)。豆乳やココナッツオイルなどの原料で作る植物性バターや緑豆から作った卵など幅広い製品が展開されるようになってきました。週に1回のゆるい条件で肉や乳製品を控える「ゆるベジ」志向の人が増えてきているのが理由としてありそうです。フーディストからは健康を意識して取り入れてみたいという声や、食糧危機に備え地球環境の観点からも注目しているという声もあがっていました。

2)ますます人気!おうちで韓国グルメ
おうち時間が増えたことで昨年からさらに人気となっている韓国ドラマですが、それに伴い話題となっているのが韓国グルメ。屋台フードのマヌルパンや韓国風エッグサンドは既にSNSでもシェアされていますが、その他にポックンパプ(炒飯)、コンブル(豆もやしプルコギ)など家庭料理をおす声もフーディストからあがっていました。先日発売された韓国の人気料理家ペク・ジョンウォンさんの料理本も売れているようでブームはまだまだ続きそうです。

3)多種多様!広がりを見せる冷凍フード
冷凍つくりおき、冷凍ミールキットなどここ数年、食材を冷凍して保存する方法が伸びてきています。冷凍食品は消費期限が長くまとめ買いにも適しており、その需要がコロナ禍で一気に加速しました。食材を余らせず長期保存できるのでフードロスの観点からも期待しているというフーディストの声もあり、国内では冷凍食品専門のスーパーも相次いでオープンしています。肉や魚はもちろんパン、スイーツ、寿司、弁当など冷凍フードの可能性は無限大です。

4)進化をとげる!ほったらかし調理家電
ここ数年、低温調理器や自動調理鍋、ノンフライヤーなど食材を入れたらスイッチひとつで料理が完成する調理家電が続々と誕生しています。キッチンにずっと立つ必要がなく、空いた時間で別のことができるので忙しい人から支持を得ていますが、何より失敗が少なく料理が苦手な人でもおいしく作れるのが最大の魅力。焼き芋メーカーやフードスチーマーに続くようなユニークでニッチでなおまかせ家電がこの先、誕生しそうです。

■2021年料理トレンドに関するアンケート概要
調査方法      :フーディストサービスにてユーザーアンケートを実施
回答者詳細    :10代~60代以上の男女/有効回答:432名
アンケート実施期間:2021年11月2日~11月12日正午

■「フーディスト」及び「フーディストサービス」について
フーディストとは、料理インフルエンサーであり、料理クリエイターである人たちの総称です。日々料理や食を楽しみながら、ブログやInstagram、TwitterなどのSNSで積極的に発信をして活躍している方々です。
フーディストサービスは、日本最大級の料理インフルエンサーネットワークです。約3万人の料理インフルエンサー(フーディスト)とともに、料理メディア及びコミュニティ(フーディストノート、レシピブログ、フーディーテーブル、スグレピ)を運営しています。 また、企業向けに料理インフルエンサーとのマッチングを行う「フーディストナビ」では、フーディストとクライアントとのコラボレーションを企画・提案しています。※フーディスト(R)はアイランド株式会社の商標登録です

<フーディストサービス運営メディア&コミュニティ>
・フーディストノート
https://foodistnote.recipe-blog.jp/
・レシピブログ
https://www.recipe-blog.jp/
・FoodieTable(フーディーテーブル)
https://foodietable.jp/
・スグレピ
https://www.sugurecipe.jp/
・フーディストナビ
http://foodistnavi.jp/

■アイランド株式会社について
「フーディストサービス」「おとりよせネット」「朝時間.jp」などのサービスをはじめ、イベントスペース「外苑前アイランドスタジオ」を運営しています。これまでありそうでなかった「こんなサービスがあったら、自分たちもみんなも嬉しい」サービスを考え、日々の生活が豊かになるサービスの提供を目指しています。
<会社概要>
商号  : アイランド株式会社
代表者 : 代表取締役 粟飯原 理咲
所在地 : 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-25 神宮前IKビル2F
資本金 : 1,600万円
事業内容: ・「おとりよせネット」「フーディストサービス」「朝時間.jp」など、ライフスタイルメディアの運営事業
・料理インフルエンサープロモーション/料理インフルエンサーマーケティング事業
・食品ECサイト(オンラインショップ)の集客・販促支援、食を軸にした地域創生支援事業
URL:https://www.ai-land.co.jp/

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